全てのアニメスタッフに精通しているわけではないので、単に思いついた名前だけを列挙する。ほとんどは単なる推定であり、根拠はない。
森康二 §
獣キャラの神様。
西崎義展 §
宇宙戦艦ヤマトのプロデューサとして有名であるが、実はワンサくん (犬の獣キャラのアニメ)や山ねずみロッキーチャックを企画しており、獣キャラとの親和性が高い。
ちなみに、西崎義展が企画した森康二アニメが山ねずみロッキーチャック。山ねずみロッキーチャックの価値は大変に高い。
亀垣一 §
ソニックXのソニックの格好良さや、テイルズの可愛さの表現は上手く、他の監督作のまじめにふまじめ かいけつゾロリも魅力的な獣キャラアニメと言える。また、他の監督作である史上最強の弟子ケンイチには動物キャラは無いが、猫的なキャラクターを上手く描くようなとこもあり、ケモナーの素質があるかも知れない。
細田守 §
監督デビュー前に演出したのが第3期ひみつのアッコちゃん第14話「チカ子の噂でワニワニ!?」で、アッコちゃんが変身したワニは紛れもなく動物キャラの一種。
監督デビュー作のデジモンアドベンチャーも、動物の一種としてのデジモンを育てる映画だが、コロモンの時は人語を喋り、動物と言うよりも獣キャラの要素が強い。
そして、2012年時点での最新作は『おおかみこどもの雨と雪』であり、紛れもなく狼人間という獣キャラの映画。
宮崎駿 §
ドイツ人を豚、イギリス人を犬にデフォルメして描くのが得意であり、『宮崎駿の雑想ノート』などに多く事例が見られる。そして、ポニョなどはまさに獣と人間をヒロインが往復する獣アニメである。
高畑勲 §
猫が活躍するじゃりン子チエや、動物が訪ねてくるセロ弾きのゴーシュなど、実は獣キャラが活躍する作品を多く手がけており、しかも獣キャラの描き方が上手い。平成狸合戦ぽんぽこという、れっきとした獣アニメも監督している。
安藤正浩 (2013/12/26追記) §
ID: 20121008092223
Subject: ケモナーと推定されるアニメスタッフ
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ論→獣アニメ論】
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ケモナーアニメスタッフといえばまっさきに思いつくのは安藤正浩さんで、コミケでオリジナルのケモノ系の漫画を何冊も出されています。
『新メイプルタウン物語』のキャラクターデザインも担当していたり。
自分としてもメイプルタウンは、新メイプルタウンのローリー派なので、バッチリでしょう。
余談・獣アニメで宮崎高畑コンビの謎が解けるか? §
宮崎駿と高畑勲の作品作りのポリシーはかなり違っており、なぜこの2人がコンビとして活動するのか分かりにくい。しかし、宮崎駿監督高畑勲プロデュースあるいは立場を逆転した映画は複数あり、高畑勲が『ホーホケキョ となりの山田くん』以後監督業に恵まれなくなるまではそれなりに安定していたと思われる。
しかし、ここでケモナーという共通項が存在する可能性が出てきた。そこで連帯感を持つことができれば、目先のポリシーの差はともかくとして連帯することは可能だろう。
そこから補助線を伸ばしていけば、先輩格の森康二に行き着くことも、一度はジブリで映画を作りかけた細田守に行き着くことも不自然では無くなる。全員ケモナーの疑いがある。